つくよみ舎では入居者の価値観に寄り添いながら生活を整えます。
言葉で伝えることが困難な方、症状が進行した方もその方の表情を含めたご様子からそれぞれに合わせてお声掛けをして意思を汲み取ります。
小規模だからできるきめ細やかな対応です。
そのような入居者の日々をご紹介します。
Aさんについて
Aさんは一人の時間を大切にしています。
自分の身体に必要な美味しいものを食べることに真摯に向き合っています。
食材はインターネットで注文したり
スタッフと一緒に近所に買い物に行って手に入れます。
ご飯は体調に合わせて自分で作ったり
手伝ってもらって作ったりします。
近所への散歩は一人で電動車いすで行きます。
しかし遠方へは通院ができません。
ですから入所に合わせて訪問診療に切り替えました。
月に2回、先生が診察に来てくれます。
身体の辛さをやわらげる特別な薬はスタッフが管理してくれています。
常駐しているスタッフと良い距離感を保って生活しています。
(赤字が介護保険・青字が医療保険)
【Aさんのある日】
お昼前 リビングへ→服薬
昼過ぎ 昼食(自分で調理)
※食後に総菜の調理をスタッフに依頼
15時 訪問診療
※体調のきがかりを先生に相談
21時 夕食(自分で調理)
※次の日の天気を見て外出支援を希望
22時 入浴
24時 居室に入る
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Bさんについて
Bさんは凛とした佇まいの気品溢れる女性です。
退院してつくよみ舎に来られた日はあいにくの雨模様。
入院中はほとんど無言だったBさんがつくよみ舎の庭を見て
「雨はいいわね」「お花がきれい」「灰色はいいわ、赤が映える」とどんどんおしゃべりになりました。
「美しいもの」に目を向けて自然や花を愛してこられた人生が垣間見えました。
体調に合わせて入浴したり窓からそよ風を感じたりして過ごして、穏やかな表情を見せてくださいました。
必要な医療は訪問診療や訪問看護で受けました。
徐々に眠る時間が長くなりましたが、ご家族やご友人が来られた時は目を開けて心地よい時間をともに過ごされました。
大好きなヤマボウシの花が満開のなか、つくよみ舎で静かにその人生の幕をひきました。
(赤字が介護保険・青字が医療保険)